「デザイナ」と「プログラマ」の協業の大切さについて書きたいと思います。
百式 - 誰誰サービス (Programmer Meet Desinger.com)
先日の開発合宿でも思ったが、デザイナーのスキルはすごい。こういう考え方をするのか!とか、こんなきれいなものが一瞬で!とか思ったりしてしまう。
逆にデザイナーの人もそう思っていたみたいで、コードが書けるとすぐにこんなことが!と驚愕していた。
というわけで、もっとプログラマーとデザイナーは交わるべきだと思う。
間違いなくその通りで、世間ではデザイナとエンジニアの対立などと言われていますが、「対立」している場合ではないのです。
(以下、サマリ)
デザイナーだって,タイヘンなんだ!
- デザイナーという職種に対する,先入観がある
- 「デザインされていることに気づかせないデザイン」の意味が,理解されない
- 処理のみ重視で,ビジュアル・デザインの意義が否定される
- ゼロからの仕事を急かされる
- 高品質を追求する姿勢を,効率の面から脅かされる
プログラマに通用しないデザインの常識
- 依頼した以外のフォームまで気配りすること
- 類似個所の修正に気づくこと
- Webフォームのタイトルを適切に書き換えること
- コントロールを上から順番に並べること
- ビジュアル・デザインの統一感を保つこと
デザイナーが担当したほうがよいこと
- 色彩プラン
- ラフデザイン
- モックアップ
- 素材制作
- 画像の切り出し
- XHTMLまたはHTML,CSS
- XSLT
- title要素の内容のチェック
- 表示コントロールのレイアウト
- 非表示コントロールのレイアウト
- デザインにかかわるプログラミング
- 表示確認
でもしかプログラマに,丸め込まれるな
※この記事は、おそらくプログラマの方々からの反発を覚悟で書いたものだろうとは思います。むしろ反発させて議論を起こすのが目的かもしれません。
⇒はてなブックマークで賛否両論、過激な発言もまた、この記事だけを読んだプログラマの方が痛烈に批判しているようですが、一連の連載で「デザイナーは技術を身に付けて80歩進み,プログラマは20歩進んで,お互いに握手できる体制が望ましい」という主張が貫かれているようです。デザイナーの立場で、デザイナーから歩み寄るべき、という主張ですから、これはとても健全ではないでしょうか?
⇒コラボレーションから始めよう!---目次:ITpro
対立している場合ではないし、むしろ、密に協業していないのがおかしい。変に分業をしている場合が多いのではないだろうか。お互いに壁を作って。それがおかしい。協業するのに、お互いの仕事を理解していないということが。
募集人材像の定義(1/17〜3/31) @ ZEROBASE BLOG
最終成果物については、色、形、フォント、テイストなど視覚要素すべてについて、「なぜそうしたのか」という問いに対して、ロジカルに説明できる必要があります。「適当」「気分で」は許されません。ですからビジネス戦略の理解が必須というわけです。(理解できても表現できない、というのは、グラフィック・デザイナーとしての能力不足です)
弊社が推奨する商品開発プロセスは「まずデザインありき、機能はそのデザインを実現するための手段」です。なぜ、そういった「機能はデザインに従う」=「デザインが機能を規定する」(Function Follows Design)やり方で上手くいくのか?
だからこそ「デザインに理解があるエンジニア」とか「技術を知っているデザイナ」とかを珍重しているのが当社のスタンス。むだな対立を避けるためにも、あらかじめお互いの専門性に理解があり、お互いに尊重できる素養のある人間だけでチームを固めればいい。
何より面白いのは「頭の使い方」が違う点ですね。
※追記:「分業」という言葉のニュアンスの問題が大きい。本来的な「分業」とはイコール「協業」のことである。しかし、プログラマとデザイナの間では「分離」のニュアンスが強い。なるべく「お互いに干渉しない」ことを目的とした「分業」を進めようという意図が強い。これが大問題。お互いの専門性、作業内容への理解無しに、どうして「協業」ができるだろうか?
