デザイナーとエンジニアの共同作業がうまくいかないケースが多々あるといいます。
例えば「それってデザインじゃなくて機能の話でしょ」といった発言がエンジニアから出てくるのは、あまり良いことだと思えません。
「デザイナは機能に口を出すな」というメッセージになってしまうし、「デザイナに機能のことがわかるか」という意識が見えてしまう。
そもそも、エンジニアがデザイナを見下したり、ぞんざいに扱っている会社が少なくないようです。プロダクト、ソフトウェア問わず、デザイナとエンジニアの協業で何かを作っている会社において。
そんなことはない、とお思いでしょうか。では「エンジニアとデザイナの立場は完全に対等か?」と問うてみてください。YESならばOKだと思います。
デザイナとエンジニアの理想的な関係とは?
(1)リスペクト
一つめには「協業するならお互いにリスペクトがなければ仕事はできない」と指摘しておきます。当たり前ですよね。
(2)互いの専門性を理解
二つめには「互いに異なる専門性(profession)のチームにおいては、お互いのできること、できないことをなるべく理解しあったほうが、良い仕事ができる」と指摘しておきます。これも、聞けば「そりゃそうだ」と思われるでしょう。
では、エンジニアの人はデザイナの、あるいはその逆の立場で、相手が購読している雑誌、大学で何を学んできたか、日頃見ているサイトなど、どれだけ知っていますか?
- エンジニアの方へ
- Photoshop/Illustrator/Flashを触ったことはありますか? デザイナがそれらのソフトを使っている様子を観たことはありますか? 「グリッド・レイアウト」「ジャンプ率」「明朝体とゴシック体、小文字と大文字の与える印象の違い」を知っていますか?
- デザイナの方へ
- viやEmacsなどのテキストエディタを触ったことはありますか? プログラムを自分で書いたことがありますか? プログラマがプログラムを書いている様子を観たことがありますか?
- 「デザイン」とは「機能の取捨選択、要件定義」も含む包括的な概念
- デザイナは「機能」について考える力と責任を持っている
行動指針
冒頭に上げたとおりデザイナのほうが立場が弱い現状から考えれば、エンジニアから歩み寄るほうが有効だと思います。
そこで、エンジニアに人には、こういう意識を持ってもらいたい。
これにより、お互いが協力しやすくなり、良い仕事をしやすくなると思います。
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ほかに、デザイン自体の学習も。ほんと初歩だけでいいので。
プログラムがバグってれば、素人目にもソフトウェアの欠陥だと分かる。でも、デザインの「バグ」(致命的欠陥)があったとしても、多くのエンジニアの人は気づかない。エンジニアが初歩的なデザインの知識を持っていれば、デザイナもヌルい仕事をできなくなる。そういう意味でも対等の関係になります。
