ゼロベースがスタッフにとってどういう存在であることを目指しているのか、その取組の現状について。
■独立採算制、社内市場
ゼロベースではスタッフ個々人を独立した「事業体(企業)」のようにみなしています(※脚注: 会計制度について)。各自の業績は報酬に直接連動します。報酬を決めるための人事プロセスは一切ありません。
仕事の成果は(ある意味では)自分で評価します。自分で値段をつけて(見積)、価格交渉して、受注して、納品すれば、その金額が自分の成果になります。すべてお金に換算します:社外売上・社内売上・社外原価・社内原価。
つまり、社内においても社外と同じく「市場」を通じた取引によって効率的に分業しようというわけです。アダム・スミス〜ハイエク的な市場観です。
■共通固定費、公共財
各人に紐づく経費を抜いた残りの、全員で負担する固定費を「歳出」と呼んでいます。スタッフに提供されるのは、受益者負担ではない「公共財」です。
こういう無形の価値もあると思います:
共通固定費は各スタッフへ割り当てられます。この割り当て(配賦)ルールを、ゼロベースでは「税制」と呼んでいます。
ゼロベースではスタッフ個々人を独立した「事業体(企業)」のようにみなしています(※脚注: 会計制度について)。各自の業績は報酬に直接連動します。報酬を決めるための人事プロセスは一切ありません。
仕事の成果は(ある意味では)自分で評価します。自分で値段をつけて(見積)、価格交渉して、受注して、納品すれば、その金額が自分の成果になります。すべてお金に換算します:社外売上・社内売上・社外原価・社内原価。
つまり、社内においても社外と同じく「市場」を通じた取引によって効率的に分業しようというわけです。アダム・スミス〜ハイエク的な市場観です。
■共通固定費、公共財
各人に紐づく経費を抜いた残りの、全員で負担する固定費を「歳出」と呼んでいます。スタッフに提供されるのは、受益者負担ではない「公共財」です。
- ワークプレイス、オフィスの提供
- マーケティング
- 総務、庶務、法務に関するサービス(および顧問弁護士も)
- 経理、税務、財務に関するサービス(および顧問税理士も)
- 固定給の保障(公的金融)
- 社内市場への参加、受注機会、低い取引コスト
- コラボレーション、助け合い、知識共有、交流
- 看板、ブランド
共通固定費は各スタッフへ割り当てられます。この割り当て(配賦)ルールを、ゼロベースでは「税制」と呼んでいます。
固定費の「歳出」をまかなうために必要な「歳入」をどうやって確保するか。これが毎年の予算および税制改正のポイントです(※脚注: 税制について)。
歳出は全員で負担するものですから、これが下がることは、全員にとって手取り増につながります。方針として、なるべく「小さな政府」を目指し、税負担を軽減したいと考えています。(※脚注: 共通固定費について)
■自己管理
このように、ゼロベースは「自立したプロフェッショナルの活動拠点であり、コラボレーションの場」という方向へ発展していきたいと考えています。
「自立したプロフェッショナル」はキーワードです。上司(ボス)がいません。プロジェクトごとに発注者やプロジェクトリーダー、ディレクタはいますが、あくまでプロジェクトごとの一時的な存在です。恒久的な上司(ボス)はいません。ですから、自己統制による目標管理(Management By Objectives through Self Control)が前提です。
興味があればコンタクトしてください。
→協力者募集 - ZEROBASE Inc.
→石橋秀仁 (zerobase) on Twitter
■関連記事
■注釈
※会計制度について: 具体的な会計の仕組みとしては、戦略的事業単位(SBU: Strategic Business Unit)のように扱っています。つまり、各スタッフの損益計算書(P/L)が存在する、セグメント会計を実施しています。
※税制について: もちろん、財政の収支だけが問題なのではありません。応益税か応能税か、といった公平性に関する哲学・熟慮も必要となります。
※共通固定費について: ミルトン・フリードマンは「人間が一番いい加減な金の使い方をするのは他人の金を他人のために使う時だ」と言いました。ですから、共通固定費の一部を、各個人の経費に割り振ること(市場化・民営化)も重要です。例えば、PCは事実上一人が占有しますから、共通固定費ではなく各個人の経費とする。ただし、好きな機種を選べる(自分の金だから自由に使って良い)、など。
歳出は全員で負担するものですから、これが下がることは、全員にとって手取り増につながります。方針として、なるべく「小さな政府」を目指し、税負担を軽減したいと考えています。(※脚注: 共通固定費について)
2010年度の税制は「人頭税5万円/月+個人売上総利益の20%」です。
■自己管理
このように、ゼロベースは「自立したプロフェッショナルの活動拠点であり、コラボレーションの場」という方向へ発展していきたいと考えています。
「自立したプロフェッショナル」はキーワードです。上司(ボス)がいません。プロジェクトごとに発注者やプロジェクトリーダー、ディレクタはいますが、あくまでプロジェクトごとの一時的な存在です。恒久的な上司(ボス)はいません。ですから、自己統制による目標管理(Management By Objectives through Self Control)が前提です。
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興味があればコンタクトしてください。
→協力者募集 - ZEROBASE Inc.
→石橋秀仁 (zerobase) on Twitter
■関連記事
- 社内経済におけるマネジメントという公共事業の民営化 - ZEROBASE Journal
- ヤミ市、フリーマーケット、哲学、法秩序 - ZEROBASE Journal
- 雑誌/互恵的利他主義/自生的秩序の意図的設計 - ZEROBASE Journal
- 全人格的な働き方ができる「最小国家」を目指して - ZEROBASE Journal
■注釈
※会計制度について: 具体的な会計の仕組みとしては、戦略的事業単位(SBU: Strategic Business Unit)のように扱っています。つまり、各スタッフの損益計算書(P/L)が存在する、セグメント会計を実施しています。
※税制について: もちろん、財政の収支だけが問題なのではありません。応益税か応能税か、といった公平性に関する哲学・熟慮も必要となります。
※共通固定費について: ミルトン・フリードマンは「人間が一番いい加減な金の使い方をするのは他人の金を他人のために使う時だ」と言いました。ですから、共通固定費の一部を、各個人の経費に割り振ること(市場化・民営化)も重要です。例えば、PCは事実上一人が占有しますから、共通固定費ではなく各個人の経費とする。ただし、好きな機種を選べる(自分の金だから自由に使って良い)、など。

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