2010年7月アーカイブ

近未来EC研究会の初期コンセプト (#fecs)

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ECについてラディカルに議論するイベントを企画中です。初回8月6日(金)19-21時+懇親会の開催に向けて。いま発表者を募集しています(末尾)。一般参加者の募集は後日あらためて行います。(※初回発表者は決まりましたが、第2回以降の発表者も募集中です)

対象者

(1) ECに深くコミットしている「EC業界人」を歓迎します。日々の業務で短期的な課題に取組みつつ、長期的な脅威と機会も肌で感じつつ、試行錯誤している実践者でありつつ、考え続ける論客であるような人。第一義的には、そのような人にとって役立つ研究会です。

(2) 直接ECに関っていないが、ある分野の専門家で、ECに対して新しいアイデアを提供できそうな人を歓迎します。例えば、雑誌編集者、店頭販売員、メーカーの商品企画担当者、ウェブデザイナー。「EC業界人」でないからこそ言えることがあるはずです。

コンセプト

EC(電子商取引)を考えることは、取引を考えることであり、経済を考えることであり、人間を考えることである。

詳しくは初回のキーノートで説明しますが、狭義の「EC」についてタコツボ思考でいくら考えても、イノベーションの芽は出てこないでしょう。どこまでも広く考える。それは「経済」や「人間」についての思考を避けて通れない。こういう立場でイノベーティブなアイデアについて議論しましょう、というコンセプトです。

現場を知らない学生や部外者の妄想のようなアイデアが商売につながることは稀です。一方、どっぷり業界に浸かっているからこそ出ないアイデアもある。現場を知る業界人が妄想するためには、いちど思考の枠組みを外す(リフレーミング)必要があります。

議論の方向

ECに関係するタイムリーなトピックを扱いつつ、表層的ではない本質的な議論をします。ECの本質を問うような議論、「EC業界人」の「常識」を壊すような議論をします(例:提供者視点、効率的に集客・販売するSEM/LPOといった「常識」)。

抽象的で理論的な議論も避けない。しかし、あくまで実践者の集まりであり、実践から乖離しない議論にしたい。このバランスに注意しながら交通整理します。

問題発見的、問題提起的な議論をできればと思います。「イノベーションは、人とは違う視点を獲得し、人とは違う問題を設定することから始まる」と考えるからです。

結論を出そうとはしません。各自が自分の職場に問題意識を持ち帰り、イノベーションに取組む。そのための議論です。

イベント形態

少人数で充実した議論をするラウンドテーブル型の研究会です。

最初にキーノートで問題提起をし、それを受けて議論する、という形式をとります。議論が広がりつつも発散しすぎないように仕切ります。

例えば「課題持ち込み・問題解決型会議」という形態を考えています。最初に、一線で活躍する人が現状認識と問題意識(長期的脅威など)を発表して、それについて全員でアイデアを出すなど。

タイムリーなトピック

議論は問題提起から出発しますが、それは次のようなトピックを「機会」や「脅威」と見なすことから出発するでしょう:ソーシャル、リアルタイム、ローカル、モバイル、スマートフォン、タブレット、デジタルサイネージ、クーポン、Groupon、フラッシュマーケティング、リードジェネレーション、電子書籍、ソーシャルゲーム、ゲーム内通貨、電子マネー、ポイント、小額決済、ウォレット、OpenID、OAuth、PayPal、HTML5など。こういうトピックを入り口として、深い議論ができればと思います。

なお、かならずしもタイムリーなトピックにこだわりません。問題提起として面白ければ、あえて古いトピックを扱うこともあるでしょう。むしろ「それはそういうもの」として自明視されているからこそイノベーションの余地がある、ということだってありえます。定番のトピック例:アクセス解析、LPO、EFO、SEO、SEM、アフィリエイトなど。

発表者募集

前述の「課題持ち込み・問題解決型会議」で発表してみませんか?

あなたが日々の業務で意識している課題と、長期的な機会や脅威について語ることで問題提起してください。それについて価値あるアイデアやヒントが得られるはずで、発表者がもっとも得する研究会です。

興味があれば私(@zerobase)にツイッターでコンタクトしてください。

※なお毎月開催するつもりなので、発表者は8月6日に限らず募集しております。

※2010年8月4日追記:第1回イベント(8月6日)の詳細・参加応募フォームはこちら:近未来EC研究会 第1回イベント「オンライン・ショッピング」

『次世代メディアを語る会』ラウンドテーブル by オーバルリンク&デジタルハリウッド

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先端研究集団OVALLINKのクローズドイベントに参加してきました。今回はラウンドテーブル形式の勉強会でした。これが濃密で面白かった。その場で発言しようと思ったものの、考えているうちに終わってしまいましたので(笑)、ハッシュタグ#ovallinkをつけてツイートしました。それへのリプライもまとめてTogetterに掲載しました。

以下、私のツイートのみ掲載しておきます:

忘れないうちに #ovallink ラウンドテーブルについて。森祐治氏の講演にて、メディアビジネスにおける不可避なアンバンドリングと、積極的リバンドリングの指摘。後者は消費者視点で新たな価値の創造。同意見。まさに人間中心手法の出番。
posted at 00:00:15

HTTP/HTMLはソースコンテンツをいじらない。マークアップによりリンクして、ブラウザ側で再構成する思想。HTML5もその延長。ブラウザ側でなんでもできるようになると、著作権の隣接権について検討が必要。 #ovallink
posted at 00:07:06

デジタルデフレ(デジタル化によるメディアビジネスの縮小)はかならず起こる。そのとき、バリューチェーンのどこに金が落ちるかという配分変化の話と、バリューチェーン全体として効率化により消えるコストと付加価値がある。区別したい。 #ovallink
posted at 00:09:52

電子書籍化で、積ん読が減ると売上は落ちる。雑誌もマイクロ化されて記事毎の販売などになると購読が消えて「積ん読」同様に売上が落ちる。ただ、書籍にも(雑誌の様に)広告を入れることができる。 #ovallink
posted at 00:11:51

本、雑誌、映像、音声、ゲーム、写真、アート、、、コンテンツのボーダーレス化が進む。それに従い「我々が売っている価値は何か」と問うか、それに抗い「フォーマットの価値」を再定義するか。無作為はあり得ない。 #ovallink
posted at 00:15:00

コンテンツを消費する時間の有限性。可処分時間と可処分所得。上限があるのにデジタルデフレが来れば縮小しかない、と悲観するだけではだめ。時短、CMスキップによりテレビの消費量は増えうる。音声も同様。 #ovallink
posted at 00:18:40

読書時間に一定の上限があるゆえに購入点数も一定、という前提も疑おう。Kindleのソーシャルマーカー機能による読書のニコニコ化とも言うべき体験は未来を考えたいよい材料。書籍ではなく読むこと。名詞bookでなく動詞readingをデザインしよう。 #ovallink
posted at 00:21:04

「読み順」を時刻情報と共に「録画」して、そのメタデータを販売するという可能性。橋本大也さんの読み方が(電子ピアノの演奏データリプレイのように)手元で再現する。それにいくら払う人が何人いるか。プロ読書家の可能性。 #ovallink
posted at 00:24:35

書籍やウェブページなどタイムラインがないコンテンツはランダムアクセス可能だし消費速度は自由。音声は時間拘束的だが「ながら」消費可能。映像は没入(苫米地氏的には洗脳装置)。なおタイムラインも時短やダイジェスト可能。 #ovallink
posted at 00:28:14

ユーザー体験にフォーカスして新しい価値を作ることも考えよう(中嶋淳氏)。同意。超同意。それしかない。技術志向のまぐれあたり狙いはシリコンバレーに勝てない。それ以前にそんなR&Dできる資本体力もうないでしょ。 #ovallink
posted at 00:30:30

どんな巨大企業でも一社ではとれないようなリスクをとる、シリコンバレーという「R&D機関」。規模に劣り、周回遅れで、動きの遅い日本の大手企業が、それを模倣して勝てるはずがない。技術中心主義では無様に負ける。 #ovallink
posted at 00:34:36

ぼくの考えでは、HTML5にDRMと決済を「オープンに」組み込む方法が編み出されて、それに集約されるのではないかと、長期的には。そのときHTMLは6かも。 #ovallink
posted at 00:38:09

百万部を超えるSweetの工夫は物流ハックとギャザリング #ovallink
posted at 00:45:53

電子書籍化により漫画喫茶はカラオケ化。実売課金、実売印税。JASRAC登場? http://bit.ly/9vT2Vc #ovallink
posted at 00:50:28

こんな濃い勉強会は #ovallink だけ http://www.ovallink.jp/ とか言ってみたりして
posted at 00:55:30

デジタルデフレへの対策は、突き詰めれば一つだろう。「我々は何を売っているのか」をゼロベースで考えること。紙とかデジタルとかテキストとか音声とか映像とかは表層でしかない。 #ovallink
posted at 01:05:16

メディアそのものに消費者はなんの価値も置いていない。メディアは透明で無料であるのが本来で、必要悪。消費者が欲しいのはコンテンツ。ザッツオール。コンテンツの話がメディアの話にすり替わりがち。提供者倫理。その先に未来は無い。 #ovallink
posted at 01:07:50

「物理層」的な狭義の「メディア」に消費者は価値を置かない。ただ、コンテンツに近い層の「メディア」は消費者が認識する価値を作れる。それにはユーザー中心デザインが活かせるはず。 #ovallink
posted at 02:24:52

昨晩の #ovallink の話に関連して。電子書籍の「ページをめくるという時代錯誤」 - ZEROBASE Journal http://bit.ly/8YZZbi
posted at 15:56:30

XML/HTMLでデータとして配信してブラウザで再構成するという考え方ならデザインは不要なのか?という発言があった。そうは思わない。第一に、テキストデータもデザイン可能。第二に、雑誌的な図面はデザイン必須。 #ovallink
posted at 16:00:20

コンテンツにおいてデザインは経営マターとして扱うべき重大な問題。見方を変えれば、そうしていない企業にとっては伸びしろ(成長余地)。デザインで新聞が復活した例 http://bit.ly/8Y7sgA #ovallink
posted at 16:01:27

PDFかEPUBかという話から始めない。landscapeかportraitか。テクストかイメージか。感情か論理か。コンテンツとコンテナの関係を原理的に考える http://bit.ly/dhFuzn #ovallink
posted at 16:06:46

なぜ、テクストを書く万人と、HTMLをマークアップする専門家に分かれるのか。WYSIWYGのUIで適切かつ妥当なマークアップをするソフトウェアが無いから。ただ、テクノロジの問題ではない。 #ovallink
posted at 16:37:18

そのようなオーサリングソフトがデザインできたとしても、実際にそれを使ってテクストを書いてもらわないといけない。それも含めて、デザインの問題。テクノロジの問題ではない。 #ovallink
posted at 16:38:13

スタイルとセマンティクスが分かれているのはテクノロジの都合であってユーザーには関係ない。使いやすいものが使いたい。ならばスタイルとセマンティクスを合わせればいい。それだけのことだろう。そこにWYSIWYGのパラダイムシフトは必要だが。 #ovallink
posted at 16:40:57

テクストから視覚情報を取り除いた状態で読み書きするリテラシー。ある意味では抽象度が上がるわけだが、そもそも文字より先に音声があったし、我々は紙とペンをPCに置き換えてきた。その程度のシフト。 #ovallink
posted at 16:48:33

そういうシフトを起こす際に、テクノロジの都合ではなく、ビジネスの都合ではなく、ユーザーの都合で考えていきましょう、というのが私の立場。ユーザー体験デザインとかユーザー中心デザインというのはそういう立場。 #ovallink
posted at 16:52:13

テクストから視覚情報を除いて読み書きするリテラシーは、ツイッターのユーザーなら持ってる。その程度であって、何ら特殊な能力ではない。誰にでもできる。ただ、そのためのデザインがまだないだけ。 #ovallink
posted at 16:57:32

誤解されがちだが「テクノロジの都合ではなく、ビジネスの都合ではなく、ユーザーの都合で考えていきましょう」というのはテクノロジやビジネスの軽視ではない。消費者団体的な主張でもない。イノベーションでの金儲けを長年考えた結果。 #ovallink
posted at 17:04:27

なお、通常は「次世代メディアセミナー」の名前通り、セミナー形式のイベントです。今回ラウンドテーブル形式の勉強会になったのは特別でした。

ウェブサイト開発のパートナー企業を探しています(長期的業務提携)

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長期的な提携を前提として、ゼロベース株式会社のウェブサイト開発パートナー企業(業務委託先)を探しています。

以下、詳細です。

パートナー選定のポイント

後述の「求める条件」でお分かりのように「会社」と「担当者」の両方に納得したうえで提携したいと考えています。前提としては「長期的に安心して業務委託できるパートナーとして、そのための体制を作ってくださる会社」を探しています。

できれば知人・紹介ベースで、さもなくばリファレンス(第三者照会)させて頂く前提で探しています。ゼロベース社と直接の接点が無い場合でも、

から仲介役となる方を見つけて頂けるかもしれませんので、ご検討頂ければ幸いです。

典型的な案件

  • ウェブサイト新規開発(※仕事の事例
  • 業務内容:企画、設計、開発(※ふつう運用・保守は請け負わない)
  • システム構成:Linux, Apache, MySQL, Ruby on Rails (OSS+LL F/W) 上にアプリケーションを構築
  • クライアント:大手企業(※とは限りませんが。取引先の例
  • 取引形態:発注者と直接の請負契約
  • プロジェクト単価:500万円 (※一連の取引総額ではなく初期開発分)
  • 工期:3ヶ月

なお、運用は請け負わず、保守は初期開発から引継ぎ完了までの間についてのみ請け負うという形が典型的です(下図)。

prod life cycle.png

なお、引き継ぎ後も、サイトオープン半年後のリニューアルプロジェクトでお声がかかって受託する場合などはあります。

パートナー企業への依頼内容

「初期開発プロジェクトの実装工程」「カットオーバー後の保守契約」「2次開発以降の業務システム開発」などを委託したいと思います。

●初期開発プロジェクトの実装工程

開発プロジェクトの「詳細設計、実装、テスト」など実装工程をゼロベースから委託させて頂きます。受注額の3〜6割程度の予算を想定しています。

この割合はおおまかな目安であり、基本契約として定めたいといったわけではありません。基本的には、オーソドックスな業務委託形態を想定しています(案件毎の見積に基づく請負契約)。

クライアントー弊社間でレベニューシェア契約の場合があります。もし弊社ー御社間でもレベニューシェア契約が可能であれば、より協業の幅が広がります。

●カットオーバー後の保守契約 / 2次開発以降の業務システム開発

契約形態は都度相談させて頂きます。

会社に求めること

  • 経営が安定している。
  • 人材が定着している。
  • 実績がある。

担当者に求めること

  • 「プロジェクトマネジャ(PM)」が上記「典型的な案件」を独力でこなせるレベルの経験、実績、能力を持っている。ウェブ制作経験10年以上、PM歴5年以上の人材を想定しています。
  • 「ゼロベース担当」のPMを配置してください。案件ごとに頻繁に担当者を変えず、特定の「ゼロベース担当者」と協業経験を積ませて頂きたいと思います。
  • 「副担当者」も配置してください。主担当者が御社を退職した際に、それまで蓄積した経験が失われることは避けたいので。必ずしもペアで動いて頂きたいというわけではなく、フェイルオーバー可能な体制にして頂きたいということです。

本件についてのお問い合わせ

よろしくお願いいたします。

Skeuomorphic Interface Design

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Adam Greenfield said, some iOS apps are too skeuomorphic; (of a derivative product) retaining ornamental design cues to a structure that was necessary in the original product:

Dig, however, the page-curl animation (beautifully rendered, but stick-in-the-craw wrong) in iBooks. Feast your eyes on the leatherette Executive Desk Blotter nonsense going on in Notes. Open up Calendar, with its twee spiral-bound conceit, and gaze into the face of Fear. What are these but misguided coddles, patronizing crutches, interactively horseless carriages?

iBooks for iPad.PNG

Notes for iPad.PNG

Calendar for iPad.PNG

Designers can use metaphors to shape artifacts understandable. It may fail sometmes. Misused metaphors can mislead users.

Nor should visual metaphors be confused with verbal analogies. For example, after the computer mouse - the device for pointing, clicking, and dragging objects on a computer screen - was well in use, a designer had the "great idea" of proposing a new shape that reproduced the shape of a real mouse, literalizing the word mouse. This added nothing to user understanding and likely distracted from its efficient use.

Klaus Krippendorff (2006). The Semantic Turn: A New Foundation for Design.

4714392097_4fb7d04406.jpg

Skeuomorphic software spoils futuristic hardware. Dane Petersen gave a hint to redesign:

A better effort would be to distill the idea of a "note" to its absolute essence, and to extend it with the unique capabilities afforded by a mobile touch screen device.

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