キャリアを買う(金を払って働かせてもらう)可能性への考察
09-08-17
posted by
石橋秀仁
発端の記事:
7月上旬から始まったリクルートの「就活2ndステージ」に就活学生が殺到している。(略)
この「就活2ndステージ」なるサービス、4月からの新卒採用第一陣で内定を獲得できなかった学生を対象に、1人に対して20社の中小企業を紹介するというものだ。企業に対しては2週間で32人の学生が紹介されてくる。いわば学生と企業の「結婚情報サービス」である。(略)
もっとも、今年の"成婚件数"は1000件程度、昨年の半分以下にとどまりそう。例年の2倍以上の学生が殺到している一方で、サービスを利用する企業は4分の1以下の600社に減る見込みだ。需給バランスが完全に崩れているのである。
「新卒採用などとてもじゃないけど無理という負け組、買い手市場となった今年は早々に採用できてしまったという勝ち組の両極が増えている」(リクルート担当者)ため、通常の年であれば人材確保に悩んでいるはずの中小企業の反応も鈍い。
この「就活2ndステージ」なるサービス、4月からの新卒採用第一陣で内定を獲得できなかった学生を対象に、1人に対して20社の中小企業を紹介するというものだ。企業に対しては2週間で32人の学生が紹介されてくる。いわば学生と企業の「結婚情報サービス」である。(略)
もっとも、今年の"成婚件数"は1000件程度、昨年の半分以下にとどまりそう。例年の2倍以上の学生が殺到している一方で、サービスを利用する企業は4分の1以下の600社に減る見込みだ。需給バランスが完全に崩れているのである。
「新卒採用などとてもじゃないけど無理という負け組、買い手市場となった今年は早々に採用できてしまったという勝ち組の両極が増えている」(リクルート担当者)ため、通常の年であれば人材確保に悩んでいるはずの中小企業の反応も鈍い。
この記事を発端としたTwitter上での議論:
リンク:
zerobase: 均衡してないな RT @hayatooo: 「就活2ndステージ」http://bit.ly/3QFg9J
nagatomosan: @zerobase 起案者としては複雑な心境。
zerobase: @nagatomosan おお、どうも、ついったーやってましたか。サービスダウンの影響か、リプライ一覧に出てなくて見逃してました。市場が均衡しない理由を考えると、数量規制か価格規制って線がまず浮上してきますね。要は、最低賃金ってやつが需給ギャップの原因かなと
zerobase: この先が読めない景況で戦力にならない どころか教育コストのかかる新卒なんて無給でも雇わんとか、むしろ研修費を払ってくれ、って会社は増えてるはず。この雇用市場の歪みから、次は無内定既卒 向け有料インターンシップとか出てくるかも。金を払ってキャリアを買って第二新卒や中途として就活する学生
zerobase: 無給どころか有料のインターンシップ。企業にとっての経済学的な利潤ないし費用を考えれば、当然そういうのも出てくるはず。雇用ではなく有料の研修サービスなら最低賃金も関係ないだろう。労働してるわけではなく、研修を受けてるわけだから。キッザニアが有料なのと一緒。あれを労働とは言わん。
nagatomosan: @zerobase あー、今まで別アカだったのを統一したのでそのせいかも。いや、実際問題市場不均衡もあるんだけど、実際に採用の現場とか面接の現場みると、結構惨憺たる有様だったりして、いろいろ考えたりしマス。企業も相当非道いもんだしね。
zerobase: @nagatomosan 雇って「マネタイズ」する能力、ビジネスモデルの有無もありますよね。記事での「勝ち組企業」は、まさにそれがある企業でしょうし。それがなければ無給で雇っても赤字になったり。まさに二極化。
zerobase: 新卒労働市場の「外で」企業の「新入社 員黒字化能力(ビジネスモデルによる)」によって「買い手市場を満喫できる勝ち組」と「無給でも赤字だから採用凍結する負け組」に二極化した?言い換える と、企業の個々の市場における勝ち負けが、労働市場の勝ち負けとリンクしている?いや、それだけじゃない
nagatomosan: @zerobase んー、実際問題、紹介予定派遣とか、そこまでの行程は教育そのものだったりして、金とっても不思議じゃないのよね、市場価値あがるし。トランスコスモスと か、消化予定派遣+アビバ的なExcelやパワポの基礎学習みたいなパッケージで新しい業態とかできるんじゃないかしら。
zerobase: @nagatomosan ですよね。さっきのは紹介予定派遣をイメージしてました。大学が即戦力スキルを提供しない以上、学生自身が薄給・無給でキャリアを積んで就活に臨むのが合理的な自衛策に。いまは就活に箔をつける程度のインターン参加が多いけど、徐々にキャリア形成・選考過程に?
zerobase: 学生にとってのキャリア形成&企業にとっての選考過程というインターンシッププログラムはまさにワークスAPか
zerobase: @kovayan なるほど。近代工業化以前あるいはマルクス以前の経済って、工も商も丁稚奉公で仕事を覚えて、当然寝食は親方が面倒見てくれるけど、ほぼ無給だったわけ で、それで一人前になったら看板や暖簾を継いだり、独り立ちしたりと。いまの労働観からは考え難くとも、実在した秩序・均衡
zerobase: 新卒労働市場:企業の財の市場と労働市場で、勝ち組/負け組がある程度リンクしている。新卒が黒字になるまでの時間が短いほど、新卒依存度の高い構造で、新卒労働需要あり。最低賃金が新卒の雇用減少要因。民間人材会社が有料の研修と職業紹介を組合わせる新業態。企業の初期投資回収リスクを取り除く
zerobase: 妄想:企業ごとの新卒向け研修内容を、 そのまま研修商品化する。その研修の修了を、その企業へのエントリー条件とする。誰でも受講できるわけではなく、書類審査などで抽選。その研修の商品化、 マーケティングを人材会社が行う。すぐに業界ごとに共通化される。各社固有の研修は正式入社後に各社にて。
zerobase: 妄想の続き:研修の商品化は企業の新卒採用における初期投資リスクを減らす。新入社員が即戦力に近づく。これなら最初から最低賃金以上で雇用してもペイする 確率が高まる。新卒労働需要が増す。→無給丁稚奉公とは異なる解決策の案。スキルのポータビリティが増し、求職者・研修受講者のリスクは減る
zerobase: 妄想の解説:新入社員研修は、受講者に 対価を請求しないかわりに、安い初任給から始まり長期にわたって割賦払いさせる仕組み。年功序列賃金と相性がいい。会社に貯金させて長期に少しずつ払い戻す仕組み。むかしの携帯電話の料金体系、ゼロ円携帯と同じ。一年でやめる新入社員はフリーライダー。
sinnerthesinner: @zerobase 企業のセンター試験みたいですね。書類だけじゃプラフ見抜けないこと多いんで、マッチングの意味でやる意義はありそうです
zerobase: @sinnerthesinner センター試験とは良い喩え。雇用側として競合する企業同士で利害相反するのに呉越同舟できるか。それはセンター試験も同じで、学校毎の試験をしてる。呉越同舟で採用コストを下げる協定の可能性。それを仕掛けられるのは人材業界か。
wtgd: @zerobase 一部の優秀な人に3~5年の猶予を与えるのもミソだと思います。
zerobase: @wtgd はい、ワークスアプリケーションズのインターンシッププログラムはそうなってますよね。成績優秀者には三年間の入社フリーパスだったかと
zerobase: @zerobase うちでそれやってみようかな?大卒者一月三十万円で「仕事させてあげる」実務体験型研修サービス(笑)ただし本人の生産した付加価値を料金に充当。料金マイナスになるほど稼げば逆に払い戻し=報酬が発生。優秀者には入社フリーパス提供。
itomasa: @zerobase その合理的な、日本の年功序列システムを決壊させたのは、社員のほうか。企業のほうなのか。。。外資が3年目5年目ぐらいの優秀な若手銀行員を引き抜きはじめたあたりから崩壊したのかもなあ。
zerobase: @itomasa 日本における外資系企業の高い収益性を支えるのは日本企業のかけすて研修費?(笑)
wtgd: @zerobase 実際行ったことがあります。何回かの面接、試験を越えての参加資格。内容もひたすら煽るもので、就活生には採用されなくとも参加したことがステータス、みたいな感じでしたw
zerobase: @wtgd いいですね~。こんどは会社が参加者に対して魅力、商品価値のある研修を提供できるのか、と問わねばなりませんね。研修を商品化するならば、マーケティングがより大事に
nagatomosan: @zerobase 起案者としては複雑な心境。
zerobase: @nagatomosan おお、どうも、ついったーやってましたか。サービスダウンの影響か、リプライ一覧に出てなくて見逃してました。市場が均衡しない理由を考えると、数量規制か価格規制って線がまず浮上してきますね。要は、最低賃金ってやつが需給ギャップの原因かなと
zerobase: この先が読めない景況で戦力にならない どころか教育コストのかかる新卒なんて無給でも雇わんとか、むしろ研修費を払ってくれ、って会社は増えてるはず。この雇用市場の歪みから、次は無内定既卒 向け有料インターンシップとか出てくるかも。金を払ってキャリアを買って第二新卒や中途として就活する学生
zerobase: 無給どころか有料のインターンシップ。企業にとっての経済学的な利潤ないし費用を考えれば、当然そういうのも出てくるはず。雇用ではなく有料の研修サービスなら最低賃金も関係ないだろう。労働してるわけではなく、研修を受けてるわけだから。キッザニアが有料なのと一緒。あれを労働とは言わん。
nagatomosan: @zerobase あー、今まで別アカだったのを統一したのでそのせいかも。いや、実際問題市場不均衡もあるんだけど、実際に採用の現場とか面接の現場みると、結構惨憺たる有様だったりして、いろいろ考えたりしマス。企業も相当非道いもんだしね。
zerobase: @nagatomosan 雇って「マネタイズ」する能力、ビジネスモデルの有無もありますよね。記事での「勝ち組企業」は、まさにそれがある企業でしょうし。それがなければ無給で雇っても赤字になったり。まさに二極化。
zerobase: 新卒労働市場の「外で」企業の「新入社 員黒字化能力(ビジネスモデルによる)」によって「買い手市場を満喫できる勝ち組」と「無給でも赤字だから採用凍結する負け組」に二極化した?言い換える と、企業の個々の市場における勝ち負けが、労働市場の勝ち負けとリンクしている?いや、それだけじゃない
nagatomosan: @zerobase んー、実際問題、紹介予定派遣とか、そこまでの行程は教育そのものだったりして、金とっても不思議じゃないのよね、市場価値あがるし。トランスコスモスと か、消化予定派遣+アビバ的なExcelやパワポの基礎学習みたいなパッケージで新しい業態とかできるんじゃないかしら。
zerobase: @nagatomosan ですよね。さっきのは紹介予定派遣をイメージしてました。大学が即戦力スキルを提供しない以上、学生自身が薄給・無給でキャリアを積んで就活に臨むのが合理的な自衛策に。いまは就活に箔をつける程度のインターン参加が多いけど、徐々にキャリア形成・選考過程に?
zerobase: 学生にとってのキャリア形成&企業にとっての選考過程というインターンシッププログラムはまさにワークスAPか
zerobase: @kovayan なるほど。近代工業化以前あるいはマルクス以前の経済って、工も商も丁稚奉公で仕事を覚えて、当然寝食は親方が面倒見てくれるけど、ほぼ無給だったわけ で、それで一人前になったら看板や暖簾を継いだり、独り立ちしたりと。いまの労働観からは考え難くとも、実在した秩序・均衡
zerobase: 新卒労働市場:企業の財の市場と労働市場で、勝ち組/負け組がある程度リンクしている。新卒が黒字になるまでの時間が短いほど、新卒依存度の高い構造で、新卒労働需要あり。最低賃金が新卒の雇用減少要因。民間人材会社が有料の研修と職業紹介を組合わせる新業態。企業の初期投資回収リスクを取り除く
zerobase: 妄想:企業ごとの新卒向け研修内容を、 そのまま研修商品化する。その研修の修了を、その企業へのエントリー条件とする。誰でも受講できるわけではなく、書類審査などで抽選。その研修の商品化、 マーケティングを人材会社が行う。すぐに業界ごとに共通化される。各社固有の研修は正式入社後に各社にて。
zerobase: 妄想の続き:研修の商品化は企業の新卒採用における初期投資リスクを減らす。新入社員が即戦力に近づく。これなら最初から最低賃金以上で雇用してもペイする 確率が高まる。新卒労働需要が増す。→無給丁稚奉公とは異なる解決策の案。スキルのポータビリティが増し、求職者・研修受講者のリスクは減る
zerobase: 妄想の解説:新入社員研修は、受講者に 対価を請求しないかわりに、安い初任給から始まり長期にわたって割賦払いさせる仕組み。年功序列賃金と相性がいい。会社に貯金させて長期に少しずつ払い戻す仕組み。むかしの携帯電話の料金体系、ゼロ円携帯と同じ。一年でやめる新入社員はフリーライダー。
sinnerthesinner: @zerobase 企業のセンター試験みたいですね。書類だけじゃプラフ見抜けないこと多いんで、マッチングの意味でやる意義はありそうです
zerobase: @sinnerthesinner センター試験とは良い喩え。雇用側として競合する企業同士で利害相反するのに呉越同舟できるか。それはセンター試験も同じで、学校毎の試験をしてる。呉越同舟で採用コストを下げる協定の可能性。それを仕掛けられるのは人材業界か。
wtgd: @zerobase 一部の優秀な人に3~5年の猶予を与えるのもミソだと思います。
zerobase: @wtgd はい、ワークスアプリケーションズのインターンシッププログラムはそうなってますよね。成績優秀者には三年間の入社フリーパスだったかと
zerobase: @zerobase うちでそれやってみようかな?大卒者一月三十万円で「仕事させてあげる」実務体験型研修サービス(笑)ただし本人の生産した付加価値を料金に充当。料金マイナスになるほど稼げば逆に払い戻し=報酬が発生。優秀者には入社フリーパス提供。
itomasa: @zerobase その合理的な、日本の年功序列システムを決壊させたのは、社員のほうか。企業のほうなのか。。。外資が3年目5年目ぐらいの優秀な若手銀行員を引き抜きはじめたあたりから崩壊したのかもなあ。
zerobase: @itomasa 日本における外資系企業の高い収益性を支えるのは日本企業のかけすて研修費?(笑)
wtgd: @zerobase 実際行ったことがあります。何回かの面接、試験を越えての参加資格。内容もひたすら煽るもので、就活生には採用されなくとも参加したことがステータス、みたいな感じでしたw
zerobase: @wtgd いいですね~。こんどは会社が参加者に対して魅力、商品価値のある研修を提供できるのか、と問わねばなりませんね。研修を商品化するならば、マーケティングがより大事に
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