安く買って高く売ることを裁判官は許さない
09-02-20
posted by
石橋秀仁
「安く買って高く売る」という裁定によって資源配分が効率化されるという「市場原理」を裁判官は否定するのでしょうか? いわゆる商社のような業態に限らず、あらゆる起業家精神を否定する思想です。経済観念の無さに慄然とします。
さらに深刻なのは、司法のレベルの低さである。本書も引用している村上ファンド事件の一審判決は「被告の『安ければ買うし、高ければ売る』という徹底した利益至上主義に慄然とする」と糾弾した。このように価格メカニズムを「新自由主義」とか「市場原理主義」と称して嫌悪するのは、日本の司法に広く行き渡った病気だ。著者は東京地検特捜部の元検事だが、このような経済司法のゆがみの特徴は「司法に経済的な常識が欠け、個別の当事者間での問題解決という方向に偏っている」ことにあると指摘する。
下記の二冊はミクロ経済学のエッセンスを面白く紹介しています。数式は出てきません。裁判官にも読んで頂きたいです。経済学の勉強をしたことがなくても『出社が』のほうは2時間で読めるでしょう。








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