最終更新日
4月22日

社長の孤独とビジネス評論

 

posted by
石橋秀仁

「社長」はサラリーマンのアガリではありません。社長と副社長の間には越えられない壁、理解し合えない断絶があります。

ナンバー2までは組織人でいい。上司の指示がある。しかし、トップには何をすべきか指示してくれる上司がいない。自分の頭で考えないといけない。社長は孤独です。社長「だけ」で飲み会をする人たちがいます。そういうことです。

社長になってみて初めてその孤独に気付くサラリーマンもいます。その孤独に耐えられずに「自分の頭で考える」ことを放棄した社長は、カリスマ・コンサルタントや占い師を訪れる。彼らの商売は今後も安泰でしょう。企業が経営者を選ぶ仕組みが変わらない限り。(とはいえ、本気で依存しているわけではなく、精神安定剤がわりの気休めに使う人もいるでしょうけれど)

サラリーマンとしての能力がどれほど高くても、社長の適性があるとは限らない。「無能になるまで出世する」というピーターの法則を思い出します。

そんなわけで、批判されるときは非難囂々の矢面に立たされる大企業のサラリーマン社長に、ちょっとだけ同情するのでした。

POLAR BEAR BLOG: いまだにイノベーションとか期待しちゃってる大企業を尻目に確実な道を歩むための3冊+1冊

「流行りのビジネス手法に踊らされるのは止めようよ」という本です。で、代わりに提唱しているのがタイトルにある「事実に基づいた経営」で、実験や統計データなどから得られる「事実」を拠り所にして経営判断しましょうという内容。そんな当たり前のことがいかに無視されやすく、逆にカリスマやグルなどといった人々の言葉を経営者達がありがたがるかを示した第1部(76ページ分)だけでも必読です。

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