最終更新日
3月20日

裁定とリスク・テイキング

 

posted by
石橋秀仁

安く買って高く売ることを裁判官は許さない」ことをホリエモンも批判しています。

大学時代にしていたバイト列伝と、私の刑事裁判について。|六本木で働いていた元社長のアメブロ

ところで、今日は刑事裁判の打ち合わせをしてきた。上告審はテーマを絞って一点突破をしないといけない。日本最強の刑事弁護チームを組織できたと思っているが、彼らと打ち合わせをしていて、やはり逮捕されたことに対して、不当だったという思いを新たにした。特に強制捜査の容疑となった、マネーライフの買収に絡む件は、DCF法での企業価値評価手法そのものを否定しかねない重大な判断ミスを1審、2審ではしている。まるで純資産価格以外で企業買収をするな、といわんばかりの内容になっている。また、短期に企業を転売し、利益を上げる行為そのものも否定しているとしか思えない判決である。

これは安く買って高く売るという商売の基本を根底から揺るがすような事態である。かんぽの宿問題でも、1円で売却された物件が半年足らずで6000万円で転売されたことが問題視されていたが、日本郵政に6000万円で買ってくれる客を見つける能力がなかっただけの話であり、その客を見つけてきた転売業者が非難される問題ではないはずだ。転売業者はその情報力で収益を得ているわけである。それが商売の種だ。それが否定されたら不動産業者は成り立たないだろう。

リスク、決定論、自由意志、注意義務 (ZEROBASE BLOG)

日本人は失敗した人に厳しいと感じます。合理的には、もっと失敗に寛容な人々が増えることで、日本でもリスクテイカー、つまり起業家が増える。資本主義の成長エンジンは企業家精神です。とはいえ、身についた価値観のアンラーニングは難しい。ましてや自分のでなく、他人のですから。時間が必要なのでしょう。根気強く変えていかなければ。

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