ネットワーク外部性の本質
09-04-03
posted by
石橋秀仁
「Poken」創業者、わかってらっしゃる。
「みんなが使ってるから私も使う」は「みんなが使ってないから私も使わない」になる、ということです。
【速報】TonchidotのSekai Cameraについて15分調べて1時間ブレストしたレポート (ZEROBASE BLOG)
これを理解せずに、「一気に流行ります」とティッピング・ポイントを「超えてから」にばかり注目すると怪我をしそうです。(※注:セカイカメラがそうだとか言ってるわけではありません、あったこともありませんし、誤解しないでくださいね)
ティッピング・ポイントを超えたら成功なのは当たり前で、問題は「超えられるか」なんですよね。つまり、ほとんどのネットワーキング型ビジネスモデルのベンチャーは、流行らないで終わるので。
ネットワーク外部性は鶏と卵のジレンマ。それを超える方法は「製品が単体で役に立つ」ようにすることです。「単体で」を言い換えると「ネットワークされていなくても」という意味。(※追記:別の方法もあります。先に人を集めてから一気に普及させるとか)
そこで視点を変える。本来の用途とはまったく関係ないところへ。経営におけるデザインの観点、大事です。もちろん、失敗すると「本来の価値とは関係ない無駄な機能」などになってしまう。その意味でもデザインマネジメントは重要。
----マスコット型にしたのは、この"儀式"のためですか?
ドトリオ氏: それもありますが、あとはPokenをファッションアイテムとして成り立たせるためです。おそらく、最初のうちは、まわりにPokenを持っている人を見つけるのは難しいですよね。
あまりPokenできる相手がいないとPokenを持ち歩かなくなり、せっかく、Pokenできる相手がいても、Pokenできない、ということになりかねません。そこで本体をマスコット風にして、ファッションアイテムとしても成り立たせることで、あまりPokenできる相手がいなくても、普段から持ち歩けるようにしたかったわけです。話題のSNS名刺「Poken」創業者が語る、「人になじむテクノロジー」(前編) (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
もちろん、Pokenが成功するかどうかは分かりません。
ただ、「ネットワーク外部性」は「鶏と卵」であることは極めて重要なポイントで、ここを抑えないといけないと思います。
つまり、定常状態ではなく、始めた瞬間から立ち上げていく「過程」にこそ注目せねばならん、と思います。








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