紙のウィキペディア
09-05-04
posted by
石橋秀仁
たしかに、もはや「辞書」は「紙のウィキペディア」かもしれません。
しかしそれ以上に、<国語の勉強時間以外も>机の上につねに置いておくというのが、ちょっとした「革命」だと思うのだ。どの授業のときにも、机の上に「紙のウィキペディア」があって、それをいつでも引いているようなものだろう。
本来はencyclopediaがあって、それをWikiベースにしたときにWikipediaという名前をつけただけなのですが、毎日のようにWikipediaを使っていると、「紙のウィキペディア」という表現が意味するところもよく分かります。
ウィキペディアという語は、Wikipediaが使用しているMediaWikiと呼ばれるwikiソフトウェアの「Wiki」と、英語「encyclopedia」(百科事典)との合成語である「Wikipedia」を日本語として表記したものである。
いわばウィキペディアのほうが「便利で望ましいもの」という前提に立っており、辞書とは「紙によるウィキペディアの代用品」に過ぎないと。
わかるなー、その感覚。
とはいえ、紙の辞書がウィキペディアに優る点があるとしたら、まさに「自分の辞書」として書き込んだり付箋を貼ったりできることでしょう。私も学生時代は辞書を愛用していたので、よくわかります。
<学習法は簡単。(1)机の上にカバーを外した状態で辞書を置いておく(国語の勉強時間以外も)(2)引いた言葉を付箋に書いて、そのページにはる>。
<あとは好きな言葉、気になる言葉を引いていくだけ。「頑張った分だけ付箋が増え辞書はふくらむ。目に見える成果が出ると、子供たちはますます引きたくなるものです」と深谷さん>。
やり方としては、たったこれだけなのだが、これがなぜすごいのか。
付箋による「見える化」で、達成度が見えるので、ゲーム感覚でやる気になるというのが基本線で、もちろんこれは大きいだろう。
ただ、こういったこともICTで代替できる部分ではあるでしょう。いま辞書をリデザインするなら、(私には)デジタル抜きには考えにくい。(もちろん、紙の辞書にもイノベーションの余地があるかもしれませんが)








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