最終更新日
3月20日

Twitterに市の苦情窓口(行政プロセスの可視化)

 

posted by
石橋秀仁

サンフランシスコ市がTwitterでの苦情受付を開始

これすごいです。何がスゴイって「Twitterで行政にコンタクトできる」ことが。

でも、それよりすごいことがあるかもしれません。

一部憶測ですが。「いつ誰が何を行政にクレームしたか」が分かるようになるかもしれません。Twitter検索で「@SF311」を検索すると、@SF311宛のつぶやきが表示されます。その中には@SF311を話題にしただけのつぶやきもありますが、いずれ話題にならなくなってきたころには、実際の苦情連絡ばかり並ぶことになるでしょう。

なお「一部憶測」と書いたのは、記事からは「ダイレクトメッセージ」しかチェックされていないようにも読めたので。やはり確実に連絡したい市民はダイレクトメッセージを使うでしょうね。その意味で「一部憶測」と書きました。とはいえ技術の進歩か何かによって、いずれ@SF311のつぶやきも補足されるようになるかもしれません。

そうなったら、「市民による行政の監視」の進歩に役立つ活用法が考えられます。それは、「いつ誰が何を行政にクレームしたか」のリストと、「そのうち採用・処理されたもの」のリストをつきあわせることで、苦情への対応状況・進捗率をチェックできるわけです。いわばITS(課題管理システム)のようなものです。市民が勝手に行政Tracを立てて、課題を登録して管理できる。

というわけで、「Twitteによる市民苦情窓口」は、いずれ「行政プロセスの可視化」の一機能を果たす可能性があり、期待できます。Twitterで行政窓口のやりとりが可視化されることは、オンブズマン団体などの活動にも一役買うかもしれない。

行政なんて原則すべての活動が可視化されていてもいいわけで、どんどん可視化してもらいたいものです。Twitterという、双方にとって手軽に利用できるツールは、その一端を担えるかもしれません。

余談ですが、「行政プロセスの可視化」といえば、日本の裁判員制度は「取り調べの全面可視化」とあわせて導入されるべきでした。これは「警察・検察権力を市民が監視するための裁判員制度」につながるはずだったのですが、日本の官僚支配は強いですね。まったく。

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