UNIQLO TRY
08-06-27
posted by
石橋秀仁
japan.internet.com Webマーケティング - ユニクロ、ユーザー参加型プログラム「UNIQLO TRY」を公開――第一弾は「ブラトップ」
これはコンテンツとしての面白さもありますが(アンケートというコンテンツをFlashによりエンターテイメント化したことなど)、マーケティング(ここでは企業とユーザのコミュニケーションという観点)としての面白さもあります。むしろそっちが素晴らしいと思いました。
今回は「お客様の声」という要素について考えたいと思います。
よく「お客様の声」を掲載した広告を見かけます。
とくに漫画雑誌でみかける、幸運を呼ぶ○○といった商品の広告。札束の風呂や、美女とジャグジーに入っている写真など、刺激的な表現がつかわれています。そして「これで馬券を買っては当たるようになり、女にもモテモテ、人生大逆転です。○○ありがとう!」という「お客様の声」が。
・・・捏造?
「声」は信頼性をあげるために使うものだと思いますが、むしろ信頼性が下がっているように思います。
※それでも、こういう広告に反応して買う人がそれなりにいたから、何年も掲載されているのでしょうか。よく分かりませんが。
こういう極端な例でなくても、わりと「声」は濫用されています。それによりユーザーが「声」に対してうがった見方をするようになってきたのではないでしょうか? ご自身はどうでしょうか? 商品について提供者自身が伝えてくる「お客様の声」が真正だと信じられますか?
そんなわけでUNIQLO TRYの試みがすばらしいのは、「お客様の声」の信頼性を高めることにつながっている点です。
(1)本人が着用して
(2)自分の声で語っている
これがポイントかなと思います。
(1)により実際の体験から出た言葉だと確信できます。たとえば本の推薦文では「あんた中身読んでないでしょ」といいたくなるようなものもあります。本人が実際に体験しているかどうか。
(2)により実際に本人の感想だと分かります。タレントさんに推薦文をもらうとき、たしかに使ったという証拠を示すため写真を撮るなどはしつつも、実際の感想文は関係者が「代筆」してる疑いもありますし。本人の感想かどうか。
この「(1)本人が体験した」と「(2)本人の感想」によって「お客様の声」への信頼性は高まると思います。
たとえば思考実験をしてみましょう。仮にUNIQLO TRYがテキストや円グラフによる、いわゆるアンケート結果報告コンテンツ(体験者の写真もない)だった場合と、実際のUNIQLO TRYとの2通りがあったとして、それで比較。
ヤラセやねつ造があったと思う人の割合、信頼性は、変わるのではないでしょうか。
私も「お客様の声」を使わせていただくときには、ここであげたことを参考にしたいと思います。








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