最終更新日
3月20日

ウェブサービスのシステムモデル(2)

 

posted by
石橋秀仁

石橋です。好評につき「ウェブサービスのシステムモデル」シリーズ第2回目を書きます。ご批判はお手柔らかに願いますが、建設的なご指摘は歓迎です。

前回のシステム図を再掲します。

webservice_system_modeling2.png

これを単純化したうえで、新たなファクターを加えます。「ユーザ」という存在です。

webservice_system_modeling_2a.png

ここで、前回のモデルから「入力=操作」「出力=表示」と置き直しています。そのうえで、「Webサービスの出力」を「ユーザの入力」へ、「ユーザの出力」を「Webサービスの入力」へ接続することで、閉じた回路ができました。

ここでいったんは「ユーザ」も「Webサービス」も同じレベルの要素と位置づけています。古典制御理論っぽく、単に「入力を受けたら、何らかの出力をする、ブラックボックス」という存在とみなしています。ちなみに「刺激を受けたら、何らかの反応をする」と言えば脳や心理っぽくなりますよね。

※このように、「ユーザ」も「システム」を構成する一要素と考えてみる。いわば「人格」「個性」などを外して考えてみる。ちなみに「感情」は「入力と出力」「反応と刺激」モデルの範疇で扱ってみたい。このようなモデル化により、Webサービス(=ユーザの自律運動が行われる環境装置)のデザイン(設計)において役立つ知見が得られるのではないか、という作業仮説。

次に、「Webサービス」のなかでも、とくに「コミュニティ」の構造について考えてみます。(「ソーシャルほにゃらら」も同様だと思います)

「自分が操作するPCの先には、Webサービス(サーバ)があり、それに接続しているほかのPCがあり、それを操作する人がいる」という構造です。

webservice_system_modeling_2b.png

というシステム図。

次回から、最近の「Web2.0サービス」について、こういうモデルで考えていきたいと思います。

※脚注:今回の図では省略しましたが、実際には以下の図のようになっていると思います。

webservice_system_modeling_2d.png

この図と

webservice_system_modeling_2a.png

この図は等価です。

※学習用リンク:
フィードバック制御 - 通信用語の基礎知識
古典制御論 - Wikipedia


コメント

xoopscube の管理人の一人です。
Web2.0は、ボリュームがあるところで実験すると面白いです。
xoopscube は、登録者は、現在 26282人です。

今、digg っぽいモジュールで実験しています。
http://xoopscube.jp/modules/xigg/

この経験からいくと
ユーザー ではなくユーザーズ でモデリングするのがリアルかなと思いますがどうでしょうか?

将来的には、XOOPS に限定されずCMS関連サービスの情報集積をする場に発展していきたいなと思っています。
(思っているだけですけど)

もし、興味ありましたら、ぜひいろいろ試してみてください。

なお、mixi で、情報とは というコミュやっています。よかったらいらしてださい。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=240282

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