2008年6月4日のオープン直後からブログでクチコミが広がり、「1,100人超のブックマーク」を得るほど話題になりました。
2009年9月29日には運営会社であるリクルートのプロデューサー永田香澄氏がWebクリエーション・ウォード「Web人賞」を受賞するなど、評価が高まっています。
2009年12月にはビジネス用の有償版(プロ版)もリリースされ、本格的に事業化のプロセスが進んでいます。(コマーシャライザーお知らせブログ)
そのコマーシャライザーについて、企画・開発を受託したゼロベース開発チームの視点で解説します。 (※ゼロベースは「コマーシャライザー」の企画初期から携わり、初期開発も担当しました)
文責: 石橋秀仁
何を狙ったのか?
コマーシャライザーは、このような方々の役に立つことを目指して企画されました:
- かんたんな動画編集ソフト(AppleのiMovieなど)ですら身近に感じられない人々。
- CM(動画)を自分で作れるなんて思っていない人々。
- CM(動画)なんて出稿しようと思ったこともない人々。
何をもたらしたのか?
コマーシャライザーの利用者には、次のようなメリットがあります:
- 写真をアップロードして、キャッチコピーを考えるだけで、手軽に動画を作れる。
- 自分のサイト(ホームページ、ブログ、ネットショップなど)にCM(動画)を掲載して魅力的にアピールできる。
コマーシャライザーによって、それまで動画広告を活用していなかった(あるいは、そんなもの考えもしなかった)人々が、動画広告を活用するようになった、といえると思います。
ASCII.jp:動画素材なしでCM制作「コマーシャライザー」|これは使える!無料Webマーケティングツール30選
コマーシャライザーの工夫
コマーシャライザーの企画・設計(デザイン)では「動画制作の敷居が高いこと」を解決しようと試みました。
以前にも、かんたんな使いやすい動画編集ソフトがありましたが、それは「どのような動画を作るか」というイメージを持っている人にとっての「かんたんさ」「使いやすさ」でした。
「どのような動画を作るか」というイメージ、プランがなければ、その道具を使って何をどうすればいいのか分からず、ソフトの前で立ち往生することになります。
我々は、その問題を解決しようと考えました。
つまり、「作りたい動画がかんたんに作れる」ことではなく、「どのような動画を作ればよいのか分からないけど、手軽に作れる」ことを目指して工夫しました。
ポイントは、いわゆるユーザビリティ(使いやすさ)の観点、「ユーザー・インタフェイス(UI)をどう設計すれば使いやすいか」というUI設計の観点があります。
それと同時に、「どのような動画を作ればよいのか分からない」という観点で問題を解決しました。
コマーシャライザーの評価
とても有り難い事に、次のような評価を頂くことができました。
CM動画を作成する操作画面は、迷う要素が皆無です
CM動画を作成する操作画面は、迷う要素が皆無です。このへんさすが。使用写真を複数いっぺんにアップロードできたり、ドラッグ&ドロップで並べ替えができたり、キャッチコピーが思い浮かばない場合のゴーストライター機能(笑)があったりと、よく考えられています。
用意したのは写真5点とキャッチコピーだけ
中小企業大学校東京校で行う経営戦略立案セミナーの動画CMを試作。用意したのは写真5点とキャッチコピーだけ。2つの動画CMは共通の写真を利用している。作成した動画のジャバスクリプトのタグを自分のブログや自社サイトに貼り付ければOK。なれれば5分程度で作成可能なくらい簡単なのでおすすめ。
企業の動画活用はユーチューブからコマーシャライザーへ、簡単に作成できる動画コンテンツをいかにいかすか:中小企業診断士ブログ/遠田幹雄
もっと詳しく
デザインに関する専門的な議論については、こちらの記事もどうぞ: コマーシャライザーがクリエイティブなプロにとっては物足りない理由 - ZEROBASE Journal
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