セルフマネジメント・テクノロジー「Za」とは
〔最終更新日:2016年10月27日〕
Zaは「全従業員がプロフェッショナルな黒字社員」という強い企業を実現するためのセルフマネジメント・テクノロジーです。
組織内に「市場」の原理を導入し、従業員一人ひとりの損益を可視化し、自営業者のような自助的マインド、つまり個々人の「自営力」を喚起します。
そもそもZaが生まれたきっかけは、社員が次々に辞めてしまうというマネジメント上の危機でした。そのとき私は経営者として絶望的な気分で、「何が悪かったのか」「どうすればよかったのか」と自分を責めながら、マネジメントの本をたくさん読み漁っていました。そのとき、ふと思い出したのです。私は「人から管理されたくもなければ、人を管理したくもない」と思って自営業者になったのでした。
そして気付きました。私に必要なのは「経営者として組織をうまくマネジメントできるようになること」ではなく、「管理しなくても会社が回る仕組みをつくること」だったのです。そこから「セルフ・マネジメント」の原理で会社を回すための仕組みを設計し始めました。それは従業員を自営業者のように扱う仕組みになりました。2008年のことです。
「自営」=「セルフマネジメント」
このようにしてZaは生まれました。その結果として、会社は今日まで続いています。収益性も高まりましたし、従業員の離職もなくなりました。かつてマネジメントについて死ぬほど悩んでいた私は、Zaによって救われました。ゼロベース株式会社という企業も、危機を脱しました。
この経験と知識を多くの人たちと共有したい。いままさにそれを必要としている人たちに届けたい。それが私の願いです。
ゼロベース株式会社 代表取締役 石橋秀仁
追記:直近の第13期決算(2015年7月〜2016年6月)では全員黒字を達成しました。会社としても過去最高の売上総利益と営業利益を達成しました。
もしZaの仕組みに興味があれば、Zaの市場メカニズム(社内取引)からお読みください。